『熊本地震』に被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
以前、当社で防水工事をしていただいたO様からのご依頼でした。2016年春の地震により、外・内壁に大きく亀裂が入ったので、被害状況の調査をして欲しいとのことでした。
今回の地震により、県内では特に別府・湯布院や竹田などが多くの被害をうけており、数多くの復旧依頼をいただいております。早速、当社代表の小原と、戸次支店店長の高見で現地調査にお伺いしました。
O様のお宅は鉄骨造の建物で、窓廻りの取り合いや、コーナー廻りに大きな亀裂が入った状態でした。内部の壁もそれに合わせて亀裂が入り、酷いところでは部屋の中から外が見えるような箇所もありました。
まず初めに、サッシ廻りや建具の開閉の問題がないかを確認させていただきました。サッシ廻りや建具の開閉に問題がないということは構造的に被害をうけてないということでもあります。鉄骨造の家とはいえ、強震度の場合は構造体に影響はないものの、外装材としてつかわれているモルタル壁などは揺れにより大きく動き、結果亀裂が発生してしまうのです。
住まわれているO様は建て直しが必要なのではと不安になっておりましたが、外・内壁の補修工事をすれば問題なく復旧できる状態であることをお伝えしました。今回の地震で大きく被害が出たのは過去に他社で塗装した外壁でした。以前当社が施工させていただいた防水面は幸いにも亀裂はみられませんでした。
復旧案を提示させていただき、復旧作業にかからせていただきました。復旧作業をする際に外壁を塗装する必要がありましたので、せっかく塗るのであるならばと、色や塗り分けを提案させていだき、前とはまったく違った立体感のある塗り分けと可愛い色を採用していただきました。
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