2018年夏に戸次ショールームで開催した『住まいのお悩み相談会』に、N様が妹様とご来場下さいました。おふたりご一緒に、プランナーの辻が対応させていただきました。
お話を伺うと、トイレと洗面台を新しくしたいというご相談内容でした。戸次ショールーム内をご案内しながら、トイレと洗面台も実際に見ていただきました。後日現地調査に伺いました。
現地では細かいお話をさせていただき、具体的にどういう物がいいかを聞かせていただきました。その際、外壁の塗装を一度もしていないので一緒にみて欲しいとご依頼を頂きました。当日は外壁の写真を撮らせていただき、後日改めて、塗装部部長の篠田と再度詳しい現地調査にお伺いしました。
N様のご自宅は地元工務店で建てられた築24年になる住宅で、屋根は陶器瓦、外壁はALCパネルという仕様でした。
ALCパネルとは軽量気泡コンクリートの略称で、気泡が多く入ったコンクリート版のことです。ALCは一般に言われているほど防水性が決して高くないため、内部の気泡に浸水し膨張やひび割れを起こします。また、パネルを取り付ける外壁材の為、つなぎ目が多く、目地からの雨漏りのリスクが高いという欠点があります。N様宅は、すでに数か所亀裂が入っており、外壁を保護するために塗装が必要な状態でした。トイレ・洗面台取替えと外壁塗装のお見積もりをさせていただきました。塗装工事における注意点と当社の考え方や施工方法などを詳しく説明させていただくのと同時に優先順位のお話もさせていただきました。
リフォーム工事は時間をかけてプランニングすることになり、ひとまず先に塗装工事のご発注をいただきました。 |