以前からたびたび当社に工事をご依頼下さっているS様から、担当営業の三重野にご連絡をいただきました。「妹の自宅でリフォームを検討しているので相談に乗ってあげて欲しい。」とのことで、後日、妹様であるＮ様宅に伺い、ご相談事をお聞かせいただきました。

　Ｎ様宅は、34年前にM社で新築され、屋根は陶器瓦で外壁はモルタル壁の造りでした。

【１】浴室・脱衣室
・タイルの浴室の劣化が進んでいるため、浴室を改修したい。
・脱衣室の洗面化粧台が古くなったため、新しくしたい。
・脱衣室の床、壁の内装を新しくしたい。
・廊下から脱衣室に入るためのドアの開口幅が狭く、洗濯機を買い替える際、廊下から搬入出来ないため開口幅を広げたい。

【２】外部
・軒天井が剥がれ始めたため、現在傷んでいない部分も含めて、補修したい。
・24年前に塗装して以来メンテナンスしておらず、木部や外壁の塗装が劣化しているので塗装したい。

　上記のご要望についてプランを作成し、お見積もりの説明をさせていただいたところ、工事を即決頂きました。

　浴室の改修にあたって、従来のタイル仕様の浴室とシステムバスのどちらにしようか迷われていました。
冬場の寒さやヒートショックのことを考え、断熱性の高いシステムバスに改修することを選択されました。

　タイル仕様の浴室からの湿気により、脱衣室側の木材が腐食しておりました。腐食部分を新しい木材で補修し工事を進めました。

　システムバスにしたことにより、脱衣室の床との段差をなくすことが 出来ました。

　廊下から脱衣室に入るドアの開口幅が約55�pであり、洗濯機の出し入れができず、以前は浴室のサッシから出し入れしたとのことです。

　ドアを引戸にすることで開口幅を約69�pにすることができました。この幅であれば、標準的な洗濯機は余裕で出し入れできます。

　軒天井の表面が剥がれている部分が複数個所ありました。剥離している部分は天井材を剥ぎ取り、全体的にケイカル板で上張りして補修致しました。