サイディングは現在建てられる住宅の8割以上に使用される建材ですが、その意匠性による人気とは裏腹に欠点だらけの建材です。窯業系サイディング、金属サイディング共に、人の住まいに使う建材としては大きな欠点がふたつあります。1つは目地(パネルの継ぎ目)が生じることです。目地のシーリング材の耐用年数はとても短く、目地が劣化すると、そこから浸水するリスクが非常に高くなるのです。
もう1つは建築材として致命的な欠点、「比熱が低い」という点です。温度が変化しやすく(日が当たるとすぐ熱くなり、又すぐ冷たくなる)、すぐに蓄熱し、冷えると壁の内部結露を引き起こします。その為に経年と共に反りが出てくるのはもちろんですが、壁内部は結露によってカビが発生しやすい状態となり、シックハウス症候群の原因にもなります。
本来ならばこれらの欠点をふまえた上で、使用を考えるべきなのです。しかし素人以下の考えしか持たない(もしくは考えもしない)利益ばかりを追求する大手ハウスメーカーや大手が使っているからと検証すらせず、間違った建材を使い続ける業者により、人の住まいのあるべき姿は見る影もなくなっています。施工業者だけでなく、消費者も思考停止せず検証していくことが重要であると当社は考えます。
O様のお宅にもおかしな業者が度々来るとの事でしたが建材だけでなく塗装に関しても、訪問販売業者を中心におかしな塗料が出回っています。何にでも塗れるといった万能を謳う塗料や下塗りなしで塗れる等といった塗料まで、普通に考えたらそんなものはありえない、おかしいとわかるのですが検証せず思考停止してしまうがゆえにおかしな施工をされてしまった方がたくさんいます。そんな被害に遭わないためにも すこしでも説明や施工内容、見積もりなどで疑問に思ったら是非当社にご相談ください。 O様には当社の施工内容や根拠、考え方などをしっかりご説明しご納得頂いた上でご発注いただきました。 完成後はとてもきれいになり、O様にも大変ご満足頂くことが出来ました。O様、ご近隣の方々、大変ありがとうございました。また、定期的にアフターに伺わせて頂きます。 |