当社が毎年10月初旬に出展している「大分市工業展」の当社ブースに、台風等で悪天候が続いた中、T様がお越し下さいました。ご自宅の塗装についてのご相談でした。
T様がお住まいの地域では近年訪問販売業者が多く、ご近所には屋根や外壁を塗装されたお宅もあるとの事でした。しかし、その会社がいつの間にか倒産してしまい、アフターメンテナンスを頼める業者がいなくなってしまったというお話をお聞きになり、慎重に会社選びをされてきたそうです。当社が定期的に開催している塗装勉強会にも以前参加して下さった事があるとの事でした。
後日、当社代表の小原と高木がお宅に伺いました。ご自宅はS社で建てられた築31年のお宅で、屋根はスレート、外壁がアルミサイディングにスタッコを吹き付けた仕様でした。新築以来一度も塗装を行っておらず、以前、屋根の改修を検討してS社に見積もりを取ったところ、「屋根の傷みがひどい(※自社で建てた住宅の酷い傷みについて何も思わないのかも疑問である)ため、塗装ではなくガルバリウム鋼板でのカバー工法をした方がよい」と言われたそうです。数百万円と大変高額な見積もりだったため、現実的ではないと断ったとの事でした。
※カバー工法は「雨漏りを防ぐため」、「今後二度と塗装をしなくてもよいように」と屋根や外壁にカバー材をかぶせる工法で、元々は訪問販売の業者が始めました。しかし、そのカバー材の表面が早々に劣化し、結局メンテナンスが必要になってしまったという事例がたくさん生じています。
他社でも塗装の見積もりを取られたそうですが、信頼性に欠けて不安に思ったとの事でした。
お見積もり説明では、工法や塗料の選択等、詳細にご説明致しました。内容にご納得いただき、ご契約をいただきました。
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