2021年も大分市主催の『おおいた人とみどりふれあいいち』に出展致しました。会場の当社ブースにT様がご来場下さり、ご自宅の屋根及び外壁塗装工事について検討しているので、一度ご自宅を見に来てほしいとご相談いただきました。
T様邸は1990年代にS社で建てられた2階建てのお家で、屋根は石綿スレート(コロニアル)、外壁は窯業系サイディング張りの造りでした。
まずはご自宅の全体を確認させていただきました。水はけや風通しも適度にあり、特にこれといった大きな問題点はありませんでした。ご依頼の屋根及び外壁を確認し、いくつかの気になる点があったのでお伝えしました。
●一部外壁のサイディングに反りが出ていること。
●ベランダが屋根の軒先よりも出ているため、常に雨にさらされている状況
●南側の外壁から雨漏りがあり、軒天井にたくさんのシミがあること
→ベランダ床には重大な雨漏りの影響はなく歩いてみるとしっかりとした下地も確認できました。また、幸いなことにベランダの真下にお部屋がなかったので雨漏りは住まわれているT様にも気づかれない程度でした。
以上の内容をそのままお伝えし、適切な塗装工事は早いほうが住宅の保全のためにもよいとお話しさせていただきました。その後お返事をいただき、着工となりました。
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塗装工事前に一部外壁の反りを修繕するために、外壁を剥がしましたが、サイディングの欠点である比熱が低いことで起こる内部結露の影響で下地が沿ってきている写真です。沿った外壁はこれ以上戻すことができないので新しいもので張り替えました。その後塗装工事で保護をしました。 |
工事後には「玄関廻りの門扉や玄関ドアも新品みたいになり、きれいになって嬉しいです」とのお言葉をいただきました。
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