当社の戸次ショールームにT様がご来店下さいました。ご自宅の塗装を検討していることと、駐車場を改善したいので一度見にきてほしいとのことご相談でした。
T様邸は2003年にA社で建てられた2階建てのお家で、屋根は石綿スレート(コロニアル)、外壁材は窯業系サイディングの造りでした。
石綿スレート材は屋根勾配が少ないお家で使用されるケースが多いですが、屋根材の隙間がほとんどないため毛管現象による雨漏りのリスクが高く、これまでに当社ではたくさんの雨漏りしているお家を見てきました。そこで、まずはじめに雨漏りの有無について確認をさせていただきました。
また、外壁材ですが、窯業系サイディング自体の比熱が低く、それによる内部結露が発生してしまうことで起こる弊害と、サイディングには必ず目地ができてしまうのでその目地をどうやって守る必要があるのかという点をお伝えしました。
駐車場は新築当時よりご自宅から高低差があり、毎日の生活には不便で水害対策も兼ねて改修したいとのことで、プランを作成しました。その後工事をご発注いただきました。
塗装工事後には、想像通りのいい色になって嬉しいですとのお言葉を頂きました。(アクセントに窓枠を作ったり、その他部分で白色を取り入れました。また玄関ドアも新品のように生まれ変わりました。)
当社で一番大切にしていることは、まずはご自宅がどんな建物なのかということをお客様自身に知ってほしいということです。
建物にとっては、水はけ・風通しをいかによくするかが建物の寿命に大きく左右します。それらをできる限り、住む人の健康に害がないように、または何度も手直しをせずにいいようにリフォームを計画することが重要です。そしてできる限り建物の寿命を延ばしたいというのが当社の伝えたいリフォームです。 |