当社ショールームにT様からご連絡がありました。塗装工事についてのご相談でした。
早速ご自宅に伺いました。T様のお宅は平成8年にB社で建てられており、屋根は乾式洋瓦、外壁は窯業系サイディングの造りでした。サイディングは傷みの進行が激しく、反りや目地の劣化が一目でわかりました。最も劣化が激しかった箇所は、一階と二階の間の『付梁』で、雨や紫外線の影響で著しく劣化しておりました。
以前に一度、B社に補修をしてもらったそうですが、それがさらに劣化を進めていました。つまり、補修が補修になっていないということです。一度間違った工事をしてしまうと、完全には復旧できません。なぜこのような施工不良が起こるのかという問題を突き詰めると、業者側の建材の特徴や塗料への知識不足が原因です。B社以外でもハウスメーカーや工務店、訪問販売にも同じことが言えます。正しい工事をしようと思う業者であればこういった工事は絶対にしないはずです。
以上の内容を中心に、当社の施工方法なども細かくお伝えしたところ、ご契約のお返事をいただきました。
色決めには特に力を入れました。T様のご希望通りの仕上がりになり、完工後にはお礼のお言葉をいただきました。 |