当社の戸次ショールームにT様がご来店下さいました。以前から雨漏りが止まらず、お家を建てた工務店で1年前にベランダの防水工事をしたとのことでした。しかし、その後も雨漏りは止まらず、しっかりと施工をしてくれる会社を探しているというご相談でした。また、梅雨時期に入る前だったこともあり、緊急を要していました。後日、当社代表の小原と、プランナーの野上、工務部課長で現地調査にお伺いしました。
T様のお宅は、不動産系のN社で建てられた、築8年目の建物で、屋根がガルバリウム鋼板、外壁はガルバリウム鋼板とその他はボードにリシン吹付という構造でした。外壁を触ってみてすぐに気付いたのが、ボードが動くという特性でした。詳しくお話を伺うと、新築時には「光触媒塗料」の塗装工事をしたと新築業者に説明を受けたとのことでしたが、実際にはリシンを吹き付けされていました。その後1年後には外壁が黒ずんできて、裏側は苔がたくさん生えたそうです。リシンには全く防水性が無い為、すでに、ひび割れが至る箇所で発生していました。まず間違いなく外壁から雨漏りしている事が、すぐに分かりました。
たいていの方は、ベランダの防水工事を施工すると、雨漏りが止まると思いがちですが、実際には、T様邸のように、外壁が原因のケースがたくさんあります。
また今回のように、施工業者、防水業者でも原因を突き止めることができないというケースがたくさんあるのが建築業界の現状です。T様には、現地調査時に、お家の特徴や特性、また雨漏りの原因や対処方法などをご説明し、後日お見積もり説明となりました。お見積もり説明をさせていただいた後、契約のお返事をいただき、早急に着工となりました。
T様邸は、お家の造りが特徴的であったため、色決めの提案には力を入れさせていただきました。当社のイメージカラーを気に入って下さったので取り入れることとなりました。窓にはアクセントカラーで枠を付けて立体感も演出しました。工事中には、ご近所の方からも、「かっこいい色だね」とのお言葉もいただき、足場が外れるのがみなさん待ち遠しいとのことでした。
完工後は、T様からも「工事をしっかりしてくれて、仕上がりにも大変満足しております」との嬉しいお言葉もいただきました。また、「今まで、目印にしていた白いお家がなくなったので曲がる箇所がわからなくなってしまった!」というお言葉もいただきましたが、今後は紺と緑のお宅を目印にしていただけたらと思います。塗装工事後には、外構工事のご依頼もいただき、目隠しフェンスを取り付けました。
塗装工事は、建物の保護が一番の目的ですが、見た目を180度変えることができるので、当社では特に色決めに力を入れております。ご相談はいつでも無料でお受けしておりますので、お気軽にお声を掛けてください。 |