当社が毎年出展している『おおいた人とみどりふれあいいち』の塗装勉強会にご参加下さいました。その際に、ご自宅の塗装についてのご相談をいただき、後日現地調査に伺いました。
S様のお宅は2003年にS社で建てられ、屋根は石綿スレート、外壁は意匠性サイディングの仕様で、今回が新築後初めての塗装工事ということでした。塗装工事や住宅業界に対する当社の考え方をお伝えし、その後工事のご発注をいただきました。
塗装工事は、住宅の最後の砦という重要な役割を持ちます。しかし住宅・リフォーム業界の現状では、きちんとした塗装工事ができる会社は殆どいないといっても過言ではありません。住宅を保護するどころか傷めてしまうようなありえない工事の提案や、法外に高額な工事金額の見積もりなど、大分県内でも日常茶飯事に起きています。
本来、健康に有害な上、費用もかかる塗装工事はしないに越したことはありません。陶器瓦やモルタル、塗り壁をはじめ、塗装しなくても長持ちする良い建材は沢山あり、塗装いらずの住宅を建てることは全く難しくありません。しかし、業者側の知識不足と様々な思惑がはたらき、塗装しなくてはならない住宅が大半となっているのが現状です。 |