大分のリフォーム・増改築、塗装、防水、エクステリア・外構、耐震補強工事……自然素材を生かした空間づくり

有限会社 北斗建装

自然を生かした空間づくり  

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大分市 M様邸 屋根外壁等全面塗装工事
※※※雨漏り改善工事※※※

2019年施工
施工前   施工中
施工前 施工中
施工後
施工後
 以前当社でトイレ改修工事とシロアリ駆除工事をされたM様から雨漏りのご相談をいただき、ご自宅へ伺いました。
 ご自宅は1989年にO社で建てられた建物を購入されており、屋根は乾式洋瓦、外壁はモルタル壁にボンタイル吹付仕上げ、玄関まわりはタイル張りの仕様で、門塀はモルタルでした。築13年目に一度、他社で屋根外壁の塗装工事をされたとのことでした。雨漏り箇所は1階の和室の天井や壁でした。天井裏を確認したところ、屋根から雨水が浸入していました。

  雨漏りの原因は一つに限定することが難しいので、可能性のある箇所を一つ一つ潰しながら様子を見ます。今回最も可能性が高いのは、1階の雨押さえ板金が傷んでいることでした。また、2階の出窓周辺の外壁にひび割れがあり、サッシと外壁の取り合いの部分も傷んでいたので、ここから雨漏りしている可能性も考えられました。解決方法として雨押さえ板金を上から被せ、建物全面を適した方法で塗装することをご提案致しました。
 後日、ご契約をいただき、着工となりました。
施工前
施工前
施工後
施工後 施工後

◆外壁

 モルタル壁はひび割れが起こりますが、これは塗料の選択間違いによるもので、ひび割れに追随する専用の塗料を塗布すれば、保ちがよく、ひび割れも生じません。
 最近建てられる新築の主流になっているサイディングやガルバリウム鋼板は、モルタル壁に比べてとても比熱の低い材料です。比熱が低いものは、激しい温度変化を繰り返し、壁の内側で内部結露が大量に発生し、建材を傷めます。降水量も湿気も多い日本では、モルタル壁の方が温度変化に左右されにくく、適した建材といえます。しかしそのモルタルをきちんと保護(塗料の選択)ができる業者がこの住宅業界(塗装工事をするハウスメーカーもその他の会社)にほとんどいないのが現状です。住宅を外側から守っているのは屋根と外壁です。残念ながらその屋根と外壁を適切に保護する塗装ができない業者が多いのです。

施工前
施工前 施工前
施工前 施工前
施工中   施工後
施工中 施工後

◆屋根

 乾式洋瓦はセメント瓦ですが、日本のセメント瓦と比べて砂の比率が違います。降水量の少ない地中海沿岸の土地で使うのは良くても、降水量の多い日本で使用すると劣化が早くなります。使用する建材や建物の構造は、その土地の気候を考えながら検討することが重要です。乾式洋瓦を日本の住宅に使うことに業者が何の疑問も持たないことも問題ではないでしょうか。
 また、それを正しく保護(処置)できる塗装のプロが少ないのもこの業界の問題です。

施工前
施工前 施工前
施工前 施工前
▲前回塗装工事をした業者は、適切な塗装ができておらず、塗料がたくさん剥がれ落ちていました。前回の塗料を完全には落とすことはできませんので、一度間違えた塗料を塗ってしまうと後々まで問題が生じます。
洗浄後
施工中
洗浄後   施工後
施工中 施工後
洗浄後   施工後
施工中 施工後
洗浄後   施工後
施工中 施工後

◆玄関ドア

施工前   施工後
施工前 施工後
▲アルミは塗れないという業者が多いですが、正しい塗料を選択すればきれいに塗れます。

◆門扉

施工後
施工後 ←アルミ鋳物も塗装できれいに仕上がります。

完工後、雨漏りは止まっているとのことですが、しばらくは様子を見ていただくこととなりました。

◆担当プランナー◆野上

◆担当工務◆長岡
東本 長岡
 

1級建築塗装技能士
2級建築施工管理技士


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