以前に雨漏りのご相談をいただき、当社で屋上防水工事を施工したK様からご連絡がありました。外壁が劣化し、いたるところでコンクリートが剥がれ落ちて危険なので、早急に対応してほしいとの事でした。早速、当社代表の小原と大分本店店長の三重野・大在支店店長の野上・塗装部部長の篠田が現地調査に向かいました。
K様邸は三階建ての鉄筋コンクリートの造りで、築40年以上経過していました。以前に外壁の塗装工事を他社で施工されていましたが、「建物の寿命を延ばす」という塗装本来の目的とは外れた施工内容でした。外壁の保護が出来ておらず、いたるところから雨水が浸入した結果、中の鉄筋が錆びて膨張し、外壁のコンクリートが剥がれてしまっていました。剥がれたコンクリートは、道路を歩いている通行人に当たって事故が起こる可能性もありますので、早急にお見積もりを作成しました。
当初は、「最低限の補修で」とご希望されておりましたが、当社としては、壊れた外壁を左官仕上げの部分補修のみで済ませてそのまま引き渡すという無責任な工事はできませんでした。以前の他社による工事で杜撰に行われていた仕上げ(塗装)が最も重要であることをお伝えしました。
見積もり説明後すぐにお返事をいただき、工事の段取りを致しました。建物周辺は人通りや車両の通行も多かったため、安全面には最大限配慮致しました。 |