以前、当社でカーポートと目隠しフェンス取付工事を施工させていただきましたI様より、ご自宅の外壁塗装のご相談をいただき、現地調査に伺いました。
I様邸は2007年にM社で建てられた2階建てで、屋根は陶器瓦、外壁は窯業系サイディング張りの造りでした。
外壁の継ぎ目は、コーキング材がなくなるほど劣化していました。また、屋根上にある太陽光パネルの下に棲み着いた鳩が、巣を作り、その影響で、軒樋は草やフン等で詰まり、普段の雨が排水出来ない状態でした。排水出来ない雨水は、軒樋からあふれて外壁に当たり続けている状況でした。
サイディングは、セメントで形成されているため、水に弱い上、比熱が低いため内部結露が発生します。また、サイディング同士の継ぎ目からは、雨水が簡単に浸入します。その弱点に追い打ちをかけるように雨水が当たり続けていました。
後日、お見積もり説明に伺い、外壁の塗装と同時に、太陽光パネル下の鳩侵入防止対策のご提案もさせていただきました。その後、ご発注をいただき工事着手となりました。
太陽光パネル下の瓦とのすき間は、もともと10センチほどすき間がありました。それらを塞ぐように、また雨水が排水できるように、水抜きも考慮し板金で仕上げました。
工事後は、綺麗に仕上がり、鳩も来なくなったことで、I様もとても安心されておりました。 |