大分のリフォーム・増改築、塗装、防水、エクステリア・外構、耐震補強工事……自然素材を生かした空間づくり

有限会社 北斗建装

自然を生かした空間づくり  

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大分市 F様邸 屋根・外壁等全面塗装工事及び室内改修工事
耐震補強工事、汚水桝工事

2017年施工

 当社戸次ショールームにF様からご連絡をいただきました。早速ご自宅にお伺いし、現地調査いたしました。F様宅はJ工務店で建てられた築30年ほどになるお家でした。屋根は陶器瓦とセメント瓦とアスファルトシングルが使用されており、外壁はモルタル吹付の上からアルミサイディングを上張りした、いわゆる『カバー工法』の造りでした。
 ご要望を伺ったところ、2階から1階に寝室を移したいので、弱くなった床をやり直し、寒さ対策をしたいとの事でした。他にも次のようなご依頼を受けました。

 
◆◆F様のご依頼内容◆◆
屋根・外壁の全面塗装工事
寝室を2階から1階に移動したいので、1階のお部屋を改修したい
寒さ対策をしたい
縁側の床をやり替えたい

吹き抜け部分の耐震が気になるので補強したい

トイレの取り換え
汚水枡が壊れているのでやり直したい

 細かくお困り事を伺い、後日、プランのご提案とお見積もり説明に伺いました。塗装については、セメント瓦やアスファルトシングル、外壁のアルミ壁カバー工法の特徴・欠点をご理解いただいたうえで解決策をご提案いたしました。その後、すぐにお返事をいただき、着工となりました。

 内部のリフォームは、壁にリフォーム用の珪藻土を塗りました。寒さ対策として、窓ガラスの内側に内窓を取付け、縁側との間仕切り建具をガラスから板戸に替えました。玄関吹き抜けは、補強後に塗装しました。デザイン性も高く仕上がりました。
 
工事後には、F様にお礼のお言葉をいただきました。これからも長いお付き合いをよろしくお願い致します。

◆屋根・外壁等全面塗装工事

施工前   施工後
施工前 施工後

◆室内改修工事

施工前
施工前 施工前
施工後
施工後 施工後
施工前   施工後
施工前 施工後
施工前   施工後
施工前 施工後
施工前
施工前 施工前 施工前
施工後
施工後 施工後
施工後 施工後

 日本は海に囲まれた島国であり、世界的に見ても降水量の多い国なので、雨や湿気との付き合い方を考えなければなりません。
 よく自然素材としてあげられる『木や漆喰』が住宅建材として優れているのは、調湿作用がある点です。調湿作用とは、自然素材が持つ自動的に湿気を吸ったり吐いたりする働きの事で、住環境に適した湿度を保ってくれます。
 また『木や漆喰』などの自然素材には水分が含まれています。水は比熱が高く、温まりにくく冷めにくい、温度変化しにくい物質です。つまり適度な水分を含んだ建材は、外気温に左右されにくいのです。モルタル壁もまた比熱が高いので、温度変化しづらく、塗り壁なので継ぎ目もなく、雨の浸入を防ぎます。どちらも日本の住宅に適した建材といえます。
 しかし、サイディングや最近流行しているガルバリウム鋼板は比熱が低いため、外気温に左右されやすく内部結露を起こしてしまいます。昼の間は日光に温められて温度が上がり、夜になると急激に冷えるということを繰り返すため、また蓄熱しやすいこともあり建材自体の劣化速度が早いという欠点があります。発売当初は塗装不要として売り出されましたが、モルタル壁などに比べて早いスパンで紫外線から守る塗装などのメンテナンスが必要となってきます。(それだけでなく建材として致命的な欠点は、サイディング同士の繋ぎ目、『目地』の存在です。目地を埋めるシーリング材は紫外線に大変弱く、耐用年数も短いため、新築から数年で劣化してボロボロになってしまいます。劣化した目地から雨水が浸入して壁からの雨漏りが生じている家が、サイディング住宅の普及に伴って大変増えています。サイディングの欠点については当社のホームページや、広告、OBSラジオ『住まいのお悩み相談室』などでもたびたび取り上げて警鐘しております。)
 
 カバー工法というのは、漆喰やモルタル壁がもつ利点をなくし、サイディングの欠点を上乗せする事に他ならないのです。 


◆担当プランナー◆野上 ◆担当工務◆岩前
野上 岩前
  2級建築塗装技能士

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