A様邸は1990年に建てられた2階建ての木造住宅で、屋根はセメント瓦、外壁はモルタルにリシン吹付仕上げの造りでした。以前、他社で塗装工事をされたとのことで、今回が2度目の塗装工事でしたセメント瓦・外壁・木部の劣化が進んでいたので、出来る限りの処置をご提案しました。その後、ご契約をいただき、着工となりました。

　モルタル壁は比熱が高く、近年主流のサイディングやガルバリウム鋼板とは違って水分を含んでいるため、外気温の変化に左右されにくいという特徴があります。
　しかし、新築時の塗装間違いのせいで「ひび割れが起きやすい建材」という誤った認識をされてしまい、建材として使用頻度が減ってしまいました。そのひび割れを守る特性がある塗料で、適切に保護できれば、かなり長く持たせることができ、サイディングなどに比べてはるかに優れた建材です。

　玄関廻りの梁や柱などの木部も下地処理を終えたのちに保護着色を施しとてもきれいになりました。塀や門扉もとてもきれいになりました。