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有限会社 北斗建装

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大分県大分市 T様邸 屋根・外壁等全面塗装工事、バルコニー防水工事

2024年施工

施工前 施工後

 2019年にフェンス取替えのご相談をいただいたT様から、ご自宅の外装で塗膜が剥離している部分があるので問題ないか見てほしいとのご相談をいただきました。 後日、営業部の三重野が現地調査に伺いました。

 T様宅は30年前に地元工務店で新築された、屋根はスレート屋根、外壁はサイディングの仕様の住宅です。過去に2回他社で塗装工事をされており、2回目は7年前に施工されたとのことでした。塗膜の剥離は木材とバルコニーの幕板部分についてでした。

◆木部の塗膜剥離

  破風板が木材でした。木材の塗装は、腐食防止や防虫を目的として、塗料が木材に浸透することによって木材を保護できる塗料を選択すべきです。しかし、前回施工した業者は、浸透せずに膜を張る造膜型塗料を使用していることがわかり、それが原因で剥離していました。

◆幕板の塗膜剥離

 南面のバルコニーの幕板に塗装された塗膜が剥離していました。
 原因は幕板がそもそも石膏のような性質の建材からできており、経年による劣化で建材の表面が著しく脆くなることが原因でした。

施工前
施工中

 上記の事柄は、今すぐ住宅に大きな不具合を生じさせるものではないため、次回の塗装の際に対策してもよいでのはとT様に回答致しました。また、T様が認識されていない問題が他に生じていないか確認して欲しいとのことで、建物全体を確認させて頂きました。
 その結果、2箇所のバルコニーに重大な問題があることを発見致しました。

◆道路側のバルコニー
不具合
施工中
←内側壁の下部から漏水しており、サイディングボートがもろくなり始めている。
原因@
施工中 →外壁と黒い枠材の境目から雨水が浸入している
原因A
施工中
▲笠木の接合部の隙間から雨水が浸入している。
◆庭側のバルコニー
塗膜の剥離
→FRP防水を保護するための塗膜が激しく剥離している。このまま放置すれば、FRPが紫外線や雨水によって劣化し、FRPが割れ漏水につながる。
施工中 施工中

 T様は上記2箇所の不具合を全く認識しておらず、三重野の説明を聞いて大変驚かれておりました。前回の塗装からわずか7年ということですが、このまましばらく放置できる状況にはないことをT様に伝え、塗装工事のお見積もりをご提示させていただくことと致しました。
 後日、見積もり説明をさせていただきました。その際は、現状の問題点にたいする対策を詳細にご説明致しました。 すべての説明にT様はご理解及びご納得いただき、工事を即決して下さいました。 

◆道路側のバルコニー
施工中
▲外壁と黒い枠材の境目(取り合い)をシーリング。 ▲笠木の接合部の隙間をシーリング。
施工後
▲FRP防水を塗膜防水で保護完了。
◆庭側のバルコニー
施工中
▲劣化した塗膜を除去。 ▲塗膜防水の施工中。
施工後
▲FRP防水を塗膜防水で保護完了。
◆幕板の塗膜剥離
施工前   施工後
施工前
    ▲劣化した幕板を大工工事で張り替え、その後塗装完了。
◆高圧洗浄
施工中
◆シーリング
施工中
目地や様々な境目(取り合い)をシーリングして雨水の浸入を防ぐ。
◆玄関ドア
施工前   施工後
施工前
    ▲塗装により新品のような綺麗な仕上がりに。

 当社の工事が終わった後、T様からは、次のような嬉しいお言葉をいただきました。
「2回ほど塗装したけども工事に満足したわけでなく、塗装ってこんなものなのかと思っていました。北斗さんの工事は前回(他社の施工)と全く違い、品質管理・現場管理を含め大変すばらしかった。大変満足しています。お願いしてよかったです。」

◆担当プランナー◆三重野 ◆担当工務◆大崎
三重野 大崎

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