大分本店にT様から塗装工事のご相談をいただきました。早速、大分本店店長の三重野が現地調査に伺いました。
T様宅は32年前に大手ハウスメーカーのD社で新築されており、屋根はスレート屋根、外壁は窯業系サイディングの仕様でした。現地調査では、T様と一緒に屋根、外壁、バルコニーの防水などの劣化具合を確認しながら、どのような工事が必要であるかをご説明していきました。既にD社でも見積もりをされておりましたが、非常に高額であったため、D社ではなく他社へ依頼したいとお考えでした。
後日、見積もり説明をさせていただきました。T様は当社の施工内容を信頼して下さり、即断でご契約下さいました。当社の塗装と防水の費用がT様の予算内であったため、金額によっては検討したいと希望されていた、浴室の改修工事も併せてご発注いただきました。
D社の見積もりを見せていただいたところ、当社の4倍以上の金額が提示されていました。足場工事(材料費、組立・解体費)一つをとってみても当社の4倍程度でした。
工事内容も見てみると、T様邸のバルコニーの防水は防水の工法としてはお勧めできないシート防水ではありましたが、傷みは少なく、その上から塗膜防水を施すだけで十分な状態でした。しかしD社の施工内容は、不完全な防水工法であるシート防水を新しくするという内容となっており、施工費も高額でした。また、サイディングの反りへの対策については、シリコンの補修で済むところをわざわざサイディングを張り替えるという不必要な施工内容が提案されておりました。 |