O様からメールにて塗装見積もり依頼のご相談をいただきました。O様のご自宅は、数年前逝去されたご祖父様から譲り受けたとのことでした。2013年にO様宅の隣のお宅を当社が塗装したことがあり、当時ご健在だったご祖父様宅にO様は度々遊びに来られていたそうです。その当時から当社の仕事ぶりを目にして丁寧に感じていたとのことで、メールを下さったとのことでした。後日、三重野が現地調査に伺いました。
O様宅は1994年に地元工務店で建てられた、屋根はスレート屋根で、外壁はサイディングの造りでした。ご祖父様がご健在の時に他社で一度塗装工事をしていましたが、屋根、外壁とも劣化が進み、特にサイディングの目地のシリコンや窓廻りのシリコンがひどく傷んだ状態でした。
施工前 |
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見積もり説明の際には、O様ご夫婦で説明を聞いてくださり、重点的に次のポイントを説明致しました。
●スレート屋根の雨漏りリスク(毛細管現象)とその対処方法
→タスペーサー乱用がもたらすデメリットも含めて説明
●サイディングボードのデメリット
●サイディングの目地や窓廻りのシリコンの役割(重要性)と、劣化のメカニズムとその補修法
●建材ごとに適切な塗料、施工方法が異なること。
●横行している不適切な提案(不適切な塗料のランク付けや、複数パターンの見積提示など)の実態 |