大分のリフォーム・増改築、塗装、防水、エクステリア・外構、耐震補強工事……自然素材を生かした空間づくり | |||
大分市 N様邸 屋根・外壁等全面塗装工事、玄関屋根改修工事 |
2017年施工 |
施工前 | 施工後 | ||
当社大在ショールームで開催した塗装勉強会に、N様がご参加下さいました。塗装勉強会は、プランナーの三重野が講師を務めました。 |
施工前 |
施工後 | |
◆セメント瓦の塗装 |
施工前 | |
施工中◆下塗り後 | |
施工後 | |
N様のお宅の屋根は定期的に塗装を行ってこられていたため、築年数が40年の割に瓦の傷みが少なく(巣穴が少ない)、塗装後は大変きれいな仕上がりとなりました。ただし、一部の鬼瓦が非常に傷んでいたためモルタルで補修し、傷みを目立ちにくく致しました。 |
◆玄関屋根の改修 |
玄関屋根は銅板の横平葺きでした。屋根勾配がほとんどない状態で横平葺きを施工していたため、銅板の重なり部分からの雨の吹き込みが原因で雨漏りしておりました。また垂木、天井板が腐食しておりました。プロを名乗る建築士であれば、このような勾配で設計すべきではなく、雨漏りについての知識不足が露呈した設計と言えます。 |
施工前 | 垂木と天井材の腐食 | |
横平葺きをするには、屋根勾配が最低でも3寸勾配必要です。(3寸勾配とは、水平方向に10進み、そこから垂直方向に3進んだときの勾配です。)本来は3寸勾配以上の屋根に改修して再度横平葺きをしたいところでしたが、既存の玄関屋根と1階屋根の軒天井の間のスペースがほとんどない状態でしたので、それは不可能という判断を致しました。そこで、可能な限りの屋根勾配となるよう屋根下地を改修して、縦平葺きの板金屋根と致しました。横平葺きの方が見栄えはよいのですが、今回の場合は少ない勾配でも施工可能な縦平葺きを採用せざるを得ませんでした。 |
施工中◆屋根下地の作り直し | 施工中◆天井板の張替え | |
施工後◆縦平葺き板金屋根 |
◆玄関木部の塗装 |
施工前 | 施工後 | |
◆小庇の塗装 |
小庇の板金と外壁の取合い(境目)の部分から台風などの際に吹き込んでくる可能性があります。その取合いにはシーリング(変成シリコンを打つ)ことで雨水の侵入を防ぎます。その後に変成シリコンが紫外線で傷まないよう紫外線カットの目的で塗装を行っています。小庇以外にも出窓やサッシでも同じことが言えます。 塗装工事は屋根や外壁に塗装して建材を保護することだけが目的ではなく、小庇、窓回り、フードなどの取合い部分をシーリングし、雨の侵入を防ぐことも非常に大事な作業です。 |
施工後 |
◆雨戸の塗装 |
施工前 | 施工後 | |
◆テラス屋根 |
テラス屋根の左右の端にある垂木や桟木といった木部が雨で傷まないように工夫をして欲しいとのことでしたので、左右に板金を取り付け、それら木材を雨から守れるように致しました。また、テラス屋根骨組みの塗装とポリカーボネートの波板の張替えをすることで非常にきれいになりました。 |
施工前 | 施工後 | |
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◆担当プランナー◆三重野 |
◆担当プランナー◆辻 | ◆担当工務◆佐藤 |