大在ショールームにて開催した塗装・防水のセミナーにM様がご参加下さいました。以前から、当社の新聞広告をご覧になり、関心を持って下さっていたとのことでした。
M様のご自宅は、2006年に大手ハウスメーカーD社で新築された、屋根は陶器瓦、外壁はサイディングの建物でした。後日、当社代表の小原とプランナーの三重野で、現地調査に伺いました。調査したところ、特に問題となるような劣化はなく、築15年相当の経年劣化が見られました。
当社のセミナーに参加される前、新築したD社から見積もりを提示されたそうですが、その金額に疑問を持たれたとの事でした。そのような折に、当社のセミナーをお知りになり、北斗でも見積もりを取ってみようということでご参加下さったそうです。ちなみに、当社の提示金額の3倍の金額をD社から提示されていました。
当社とD社との大きな違いは、バルコニーの防水面の改修方法にありました。M様宅のバルコニーの床面は硬質のシート防水が施工されており、劣化が非常に少ない状態でした。D社の見積もりでは、劣化の少ないシート防水を剥がして、新しいシート防水を施工するというものでした。
当社では、劣化の少ない既存のシート防水が、今後の紫外線等によって劣化しにくいように4層からなる塗膜防水を施工し、シートを保護するという方法を提案しました。この方法は既存の防水面の状態によって施工できるかどうかの判断が異なりますが、少額の費用で高い効果を生む施工方法です。
後日の見積もり説明では、サイディングや目地の保護に求められる塗料の特徴や上記のバルコニー防水の施工方法について詳しくご説明させていただきました。M様からは、その日のうちに工事のご発注をいただきました。 |