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大分市 第二石松ビル様 外壁等塗装及び屋上・ベランダ等防水工事 |
2018年施工 |
施工前 | 施工後 | |||
大分市府内町に隣接する2つのビルを所有しているK様より、屋上の防水工事のお見積もりについてご相談のお電話をいただきました。 |
◆第一石松ビル |
施工前◆全景 |
施工前◆屋上 | |
▲屋上の表面がコンクリートで仕上げられ、コンクリートの下に防水層が存在する構造 |
◆第二石松ビル |
施工前◆全景 |
施工前◆屋上 | ||
▲屋上の表面にシート防水が施され、その下にコンクリートがあり、更にその下に別の防水層が存在する構造 |
第二石松ビルのシート防水は防水の機能を果たしておりませんでした。シートの継目が傷んでいる箇所、継目の部分が完全に剥がれている箇所などが多数あり、シート内に浸入した雨水が常時溜まっている状態でした。こういったケースでは、シート下のコンクリートが常に濡れた状態になり、雨漏り以外にも鉄筋が錆びることによるコンクリートの爆裂等の不具合を生みます。
第一石松ビルでは屋上からの雨漏りはないとのことでしたので、第二石松ビルの方が状態は悪いと言えます。ビルの状況をK様にご説明し、屋上に関しては第二石松ビルの工事を優先することをお勧め致しました。 |
◆塗装全景 |
施工前 |
施工後 | |
施工前 | 施工後 | |
★当社提案カラーシミュレーション★ | ||
▲決定案 |
既存と全く違ったイメージをご希望ということでしたので、様々なパターンをシミュレーションし、打ち合わせを重ねた結果、道路側の外壁を上下で塗り分ける案に決定致しました。 |
◆工事用足場 |
施工中 | |
◆高圧洗浄 |
施工中 | |
◆爆裂処理 |
施工中 | |
外壁の様々な部分で爆裂が生じており、爆裂したコンクリート部分は全て剥がしモルタルで補修致しました。 |
◆シーリング処理 |
施工中 |
サッシと外壁の取り合い部分から雨水が浸入しておりました。外壁のひび割れ部分をシリコンで補修し、サッシや庇など外壁と別の建材の取り合い部分をシリコンでシーリングし、雨水の浸入を防ぎました。 |
◆タイル面の塗装 |
道路面の外壁はタイルで仕上げられていました。 |
施工中◆下塗り |
施工中◆上塗り(外壁の上半分) | |
施工中◆上塗り(外壁の下半分) | |
◆廊下 |
施工前 |
施工中◆下塗り後 | |
←浮いている旧塗膜は、皮すきで剥がした後に下塗りを行います。 |
施工中◆下塗り | 施工後◆外壁上塗り | |
サッシがない外壁部分から吹き込む雨で、床面が水浸しになるという問題がありました。床面が防水されておらず下の階への雨漏りの原因となるため、 後述の屋上防水と同じ工法で床面に塗膜防水を施工しました。 |
施工後◆玄関ドアの塗り替え |
◆屋上フェンス |
屋上の転落防止のフェンスが鉄製であり、錆が酷い状態にありました。フェンスの柱がコンクリートに埋め込まれているのですが、その根元の部分の錆の進行は塗装しても完全に食い止めることはできません。錆が進行すれば柱が更に腐食し、そこから雨水がコンクリートに浸水します。したがって、既存フェンスは撤去し、錆びないアルミフェンスへの取替えを提案致しました。 |
施工前 | |
施工中◆フェンスの撤去 | |
施工中◆撤去した穴柱をモルタルで塞ぐ | 施工中◆アルミフェンス取付け | |
施工後 |
◆屋上防水 |
既存のシート防水を剥ぎ取り、6工程からなる塗膜防水を施工致しました。 |
施工中◆シート撤去 | |
施工中◆下地処理 | 施工中◆不陸処理 | |
施工中◆プライマー | 施工中◆下塗り・補強布・中塗り | |
施工中◆上塗り |
施工中◆トップコート | |
施工後 |
◆ベランダ防水 |
床面の傷みが少なかったため4工程からなる塗膜防水を施工致しました。 |
施工中◆プライマー | 施工中◆下塗り | |
施工中◆上塗り | 施工中◆トップコート | |
施工後 |
今回の工事により、部屋の雨漏りは無事止まりました。また、第二石松ビルに入っている飲食店の集客率もアップしたという大変嬉しいお言葉もいただきました。また、K様を始めとする理事の方々からの仕上がりに対する評価が高く、第一石松ビルの改修工事やK様のご自宅の屋根改修などのご相談もいただき、大変光栄に思っております。 |
◆担当プランナー◆三重野 |
◆担当工務◆篠田 | ◆担当工務◆大崎 |
2級建築士 |
1級建築塗装技能士 |