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有限会社 北斗建装

自然を生かした空間づくり  

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大分市 K様邸 屋根・外壁等全面塗装工事

2014年施工
施工後
施工後

 K様から当社に、ご自宅の屋根が傷んでいるということでご相談をいただきました。K様は10年程前に訪問販売業者から「一生、屋根瓦の塗装が不要になります」と勧められて、「屋根カバー工法()」を施工されておりました。しかし、その後10年も経たない内に、上にかぶせたU瓦(Sハウス社の屋根カバー工法の商品)の塗装が剥がれ、劣化が目立って来たそうです。そこで、一度現状を見てほしいというご相談でした。

  施工前
  施工前

 後日、プランナーの三重野が現地調査に伺いました。K様のお宅は、昭和48年にMホームで建てられた、屋根は瓦棒葺きに壁はモルタルの建物でした。屋根勾配が極めて少ないため、一般的な瓦やスレート瓦ではなく、金属屋根の瓦棒葺きにしたのではないかと思われました。瓦棒葺きの屋根の上にカバー工法のU瓦をのせている状態でした。
 「一生塗装が不要で、一生剥がれない」という説明をうけたそうですが、写真のように、たった10年で塗膜が剥離し、ひび割れも生じている状態でした。この瓦は5〜6年で剥がれているものも多く見られ、「屋根カバー工法」は、全国的にもクレームが大量に発生している工法です。当社では、このような状況になってしまったU瓦に対するご相談を数多くいただいており、そのため同様のケースの施工実績が豊富にあります。塗装で現状を改善できる旨をK様にご説明いたしました。

※カバー工法とは、傷んだ屋根や壁をカバー材で覆う工法のことです。新興産業が売り出した『ぱっとヤネデリア(屋根のカバー工法)』『ぱっとサイデリア(壁のカバー工法)』という商品がヒットしたということで、大手ハウスメーカーや工務店が追随して類似商品を売り出しました。新興産業はその後倒産しましたが、その工法によるクレームや雨漏りなどは現在も数多くの消費者が悩まされています。販売当初は「一生塗装が不要、一生剥がれない」と言って普及しましたが、初期の頃のものは全て剥がれている現状です。現在、多少改良されたカバー工法の商品がまだ出回っていますが、屋根と外壁のカバー工法自体、全くお勧めできるものではありませんので、注意が必要です。

◆屋根塗装
高圧洗浄後
施工前 施工前
施工後
施工前
◆外壁等塗装、その他
施工後
施工前

 出窓と外壁の取合い(境目)の部分もしっかりとシーリング処理し、塗装しました。


施工前   施工後
施工前 施工前

 木製の玄関灯の木部が退色していたため、木部用塗料にて綺麗に仕上げました。


施工前   施工後
施工前 施工前

 玄関柱はアルミの柱に木目シートを貼ったものでした。その木目シートが劣化していたため、新たなシートを貼りました。


◆担当プランナー◆三重野

◆担当工務◆篠田
三重野 篠田
 

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士



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