H様邸の工事中に、塗装工事を検討中のご親戚の方が何度も現場に足を運んで下さっておりました。当社の工事状況や仕上がりをご覧になって、非常に好感をもたれているので、ご親戚の方の塗装工事のお見積もりをして欲しいとの大変嬉しいお言葉をいただきました。
後日ご親戚のH様宅の現地調査に、プランナーの三重野がお伺いしました。H様宅は地元工務店で10年前に新築されたお宅で、屋根は陶器瓦、外壁はレンガ模様の意匠性サイディングが使用されておりました。 外壁は、一見傷みがないように見えましたが、日の当たり方(紫外線の当たり方)の異なる面と面を見比べると色あせの差がかなり生じておりました。これまでH様はそのことに気づかれておらず、三重野からの説明でその色あせを認識されました。
H様は塗装工事を行った場合、意匠性サイディングも一色で塗りつぶすものかと思われておりましたが、カラークリヤーによる塗装方法をご説明し、「そんなことができるんですね」と驚かれており、カラークリヤーの良さをご納得いただきました。
その後のお見積もり説明においては、意匠性サイディングについて以下の説明を行い、カラークリヤーについてご理解をさらに深めて頂きました。
●サイディングボードと目地(サイディングボードとサイディングボードの継目)にシリコンを充填した部分を紫外線から保護するために、意匠性サイディング用の透明塗料を塗装します。
●その後、面と面で色あせ方が異なる部分や、同じ面でも色あせが異なる部分に対して、カラークリヤーを塗装します。
カラークリヤーとは、透明塗料に若干の着色用塗料を混ぜた半透明の塗料です。多少の汚れや色むらなどが目立ちにくくなるというメリットがあります。その他にも軒天井や樋への塗装などについてもご説明し、工事の発注をいただきました。 |