H様から当社大分本店(にじが丘ショールーム)に塗装のお見積もり依頼をいただきました。早速、当社代表の小原とプランナーの三重野で現地調査にお伺いしました。
H様は、新聞に掲載された当社の施工説明をよく読んでくださっておりました。一般的なチラシとは異なり、説明内容に北斗を選んだ理由や、建材の特徴とそれに対する施工方法や塗料の選択などが詳しく説明されていることから、信頼できる会社ではと思い当社に関心を持たれていたそうです。
当社では広告などの宣伝物は外注せずに社内で制作しており、当社の施工に対する考え方がより分かるものとなるよう心がけております。工務店は提供するサービスのほとんどが施工であり、商品の提供はサービスのほんの一部です。しかし多くの業者のチラシは商品販売メインのメニュー型チラシとなっており、商品の安さを競っている現状です。工務店にとって、一番大切なのは施工力であり、我々は商品販売業ではありません。そういったことがお伝え出来たらということを念頭に、当社の施工力が伝わる広告を制作しております。 |
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H様のお宅は、30年前に地元の大工さんが建てた住宅でした。十数年前に増築されており、増築前の建物は、屋根がセメント瓦、外壁がモルタル壁でした。増築された建物は、屋根がスレート瓦、外壁がサイディング壁でした。前回の塗装によってできた塗膜は、全ての箇所において著しく劣化しておりました。
セメント瓦、モルタル壁、スレート瓦、サイディング、それらの建材は、すべて異なる材料から出来ています。それにより建材としての特徴(熱の影響の受けやすさ、劣化の仕方、強度など)もそれぞれに異なります。
後日のお見積もり説明では、下記の内容を説明させていただきました。
●H様宅で使用されているセメント瓦、モルタル壁、スレート瓦、サイディングの建材としての特徴(熱の影響の受けやすさ、劣化のメカニズム、結露の発生、強度など)の説明と、建材毎に工事内容が異なることについて
●上記建材に対する塗装前の下地処理(汚れの除去、ひび割れ補修、窓廻りの防水処置、板金の釘処理等)について
●塗料選択の根拠とその施工手順について
●高圧洗浄の仕方及び注意点について
●塗装業界の実態(悪質な業者、間違った塗料選択、間違った施工が頻発してることなど)について
上記をしっかりとご説明いたしました。充分ご納得して下さり、工事をご発注いただきました。また、鉄骨のバルコニーの鉄骨部の錆の進行が著しく、新しいバルコニーに取り換えて欲しいとのご依頼もいただきました。 |