2016年に人工木デッキの設置工事をご依頼くださったF様から、ご自宅で雨漏りが起きているということでご相談をいただきました。 早速、担当プランナーの三重野が現地調査に伺いました。
F様邸は2001年に大手ハウスメーカーのS社で新築され、屋根はスレート屋根、外壁はサイディングボードの造りでした。雨漏りは、2階のバルコニーの掃き出し窓の上部で起きていました。バルコニーのサッシの上部と外壁の境目を確認したところ、隙間を埋めるシーリング材に亀裂が入り、そこから雨水が浸入していました。
最初の塗装工事は、新築から10年程経った頃にS社に依頼し、そろそろ2回目の塗装を検討されているということでした。
F様は、前回の塗装工事を行ったS社にも相談しており、雨漏り改善を含む塗装工事のお見積もりを取っておられました。しかしS社の説明では、見積書を提示されるだけで内容については説明がなかったため、S社の見積もりが適切か全く判断ができないとおっしゃっていました。
後日、作成したお見積もりのご説明に伺いました。お見積もり説明では、下記の内容を重点的にご説明いたしました。
【詳しいご説明の内容】
（屋根の塗装）
・スレート屋根を塗装する際に当社が工夫していること
・スレート屋根特有の毛細管現象による雨漏りのリスクと対処方法について
（サイディングボード）
・外壁と接する建材（窓や庇など）の境目から雨水が 浸入するリスクを踏まえ、シーリングの処理の重要性と施工方法について
・サイディングボードに適した塗料について
また、塗装工事で重要な下地の処理と使用する塗料を選択した理由についてもご説明し、内容にご納得くださいましたので着工となりました。 併せてお庭の植栽の撤去工事もご依頼いただきました。 |
