以前、当社にご自宅の外構工事についてご相談いただいたN様から、所有されている郵便局庁舎が雨漏りしているので見に来てほしいとお電話をいただきました。
現地調査にお伺いすると、オフィスの天井から雨漏りしていました。1年ほど前から数回、長雨や台風の時などに雨漏りしているそうで天井材には雨染みが確認できました。郵便局庁舎は築22年の建物で、屋根はガルバリウム鋼板、外壁はサイディングの仕様でした。数年前に他社にて外壁のみ塗装されており、屋根は一度も塗装していないとのことでした。
2階の外壁と1階の屋根の取り合い部分を確認したところ、水切り板金の下が湿っており、数日前に降った雨が乾いていない状態でした。その他、屋根の棟部分の釘が浮いているところが数か所ありました。また、外壁の目地のシーリングが割れてしまっていることや、大屋根の破風板と軒天材が雨によって一部腐っていること等、建物の現状をお伝えしました。
雨漏りの原因は1つではないことが多く特定は難しいのですが、建物の状態と補修工事の内容をご説明させていただき、工事のご発注をいいただきました。
◆◆◆ 工事の内容◆◆◆
●屋根水切り板金のは隙間をシーリング等で塞いで雨が入らないようにする
●塞いだシーリングの劣化を抑制するためと屋根材の保護のために屋根を塗装する
●屋根との取り合いのある外壁の塗装(目地の保護)
●破風板、軒天の部分補修
●破風板、軒天の痛みの原因となっていたケーブル金具の取り換え
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