以前外壁の補修工事をさせていただいたK様から、ご自宅の外壁と屋根の状態が気になるとご相談いただきました。ご自宅は地元建設会社で建てられた築27年の木造2階建ての住宅で、屋根の一部と軒部分が板金で施工された住宅でした。前回の外壁補修が約2年前で、当時から屋根と外壁の劣化が確認できたのでなるべく早めにメンテナンスのための塗装をしたほうが良いとお伝えしていました。
2年前から比べると板金屋根部分の錆の範囲が広がっており、このまま放置していると腐食して穴が開く可能性がある状態でした。外壁はモルタルにリシン吹付で新築当時から一度も塗装してなかったそうで、クラックが多数確認でき、外壁の防水性は全くない状態でした。K様には改めて板金部分の塗装と外壁の塗装を含めた全面の塗装工事をご提案し、ご理解いただいた上でご契約いただきました。併せて雨水の浸入が原因で傷んでしまった外部柱の補修工事もご依頼いただきました。
工事は外部柱の補修から行い、その後塗装工事という工程で行いました。外部柱は2階までの通し柱で、解体してみると腐食がかなり進んでいたのが発覚しました。当初考えていた工法では不十分だったため、改めてK様とお打ち合わせをした結果、腐食した柱の左右に補助柱を設置し、腐食した柱を取り替える工事に変更することになりました。 |