当社の大分本店(にじが丘ショールーム)にA様がご夫婦でお越し下さいました。ご自宅の外壁塗装の必要性やその時期、また塗装にはどういった種類があるのかなどご相談をお受けしました。
お話を伺うと、築20年になるご自宅を建てたハウスメーカーからは塗装や内装に関するメンテナンスのお知らせ等が全くなく、一度も塗装等していないご自宅の状態を大変ご不安に思われていました。
後日、当社代表の小原とショールームにて対応させていただいたプランナーの松木がA様のご自宅の調査にお伺いしました。ご自宅は屋根が陶器瓦、外壁が意匠性サイディング(窯業系サイディング)の造りでした。調査の結果、外壁は反りが確認でき、表面はチョーキングを起こしていました。目地のシーリングは劣化で割れてしまい、目地に隙間が見える状態でした。
当初は外観の雰囲気をあまり変えないようにカラークリア塗装(半透明塗料)をご提案させていただきましたが、調査の結果、目地の劣化や方角による外壁の傷み具合の差を考慮して、多彩仕上工法(※)による塗装をご提案し直させていただきました。
※今回ご提案した意匠性サイディングの塗装の、2つの選択肢※
●カラークリア塗装:カラークリア(半透明)塗装は、既存の色をベースに若干のカラーを入れて塗装する方法で、現状のイメージを大きく変えずに質感も保持出来ます。しかし、ある程度の汚れや劣化などは隠れますが、色むらや補修後が完全に隠れるわけではありません。外壁の劣化の程度によっては、有効な工法となります。
●多彩仕上工法塗装:最近新しく出た工法で、当社ではスズカファイン社のWB多彩仕上工法を採用しています。既存の外壁の意匠性とは異なる意匠性を新たにつけることの出来る塗装です。劣化や補修後の大部分を隠すことができるので、劣化が著しい場合に有効な工法となります。 |
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