2007年10月開催の大分市工業展の当社展示コーナーにお見えになりました。随分迷った末に来られたようでした。
10年前に県内の大手訪問販売系のN社で塗装工事をした結果、3年程度で屋根の塗装が剥がれ、4〜5年で見る影も無くなったそうです。
ちなみにこの手のご相談は工業展開催期間の10日間で毎年30件くらいあります。
素人のお施主様が一目瞭然で解るものでこの件数ですから、塗材の選択間違い等の間違い工事は無数にあるものと思われます。(現実にそんな現場に私達もたびたび遭遇します)
更に現在、隣の家を塗装している業者からかなり強く塗り替えを勧められているとの事でした。聞けば同じく訪問販売のP社でした。
さすがに同じ轍は踏みたくないということで、不安ながら当社への相談となったようです。
そこで、当社代表の小原(塗装技術者)が、現場に向かい、診断させて頂きました。
下地塗料の付着不良が原因でした。(塗料不適合でなくて幸いです)
下地の状態によって最適な下地塗料を選択すべきなのですが、何故か一種類に決めている業者が多いのです。
近くにお住まいの息子さんにも良く説明し、ご理解頂いた為、当社で全面塗り替えをさせて頂く事になりました。
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