W様からご自宅の塗装についてご相談をいただきました。住宅を建てられたハウスメーカーS社から、定期メンテナンスということで塗装工事の提案を受けておられ、塗装を考えるきっかけとなり当社へご相談下さったとのことでした。早速、当社代表の小原と営業の笠田で現地調査へ伺いました。

　S社の見積もり書を見せてもらいましたが、この住宅を実際に作ったメーカーでありながら、提案の内容・金額ともに適切とは言い難いものでした。ハウスメーカーが提案する見積もり書、工事の内容をはじめ、建築・リフォーム業界の実態などをご説明致しました。　

　玄関ドアに関しましても同様にハウスメーカーならではの特徴があります。ハンドルは表面のはがれが目立っていた為、取替えか塗装をご提案しました。取替えに関しては住宅メーカー独自の仕様の為、メーカー対応以外が難しく、今回は塗装で表面を綺麗にしました。W様邸の玄関ドアのもう一つの特徴である面材（軟質塩ビ合板）は適切な下塗り材・塗料を用い、新品のような美しい仕上がりになりました。
※自社の製品でありながらS社はこの玄関ドアの塗装の方法を知らずに、塗装不要や塗装不可能ということで、劣化したままになっているケースがよくあります。通常の塗装をした場合には、不具合が生じるのは確かです。しかし、正しい下塗り材を選択すれば、塗装可能であるということを、W様にお伝えしました。