N様より、当社で2回目となる塗装工事のご相談をいただきました。2006年に、N様のお父様の代の時に、当社にて塗装工事を致しました。今回は先代より住宅を引き継いだお子様からのご相談でした。
当社代表の小原と、塗装部部長の篠田が現地調査を行いました。前回の塗装から約16年が経過しており、スレート屋根・サイディング壁の状態としては再度塗装による保護が必要な時期になっているという判断でお見積もりし、工事をご発注いただきました。
増築部分の軒の一部は雨水の影響を受けやすい構造になっている事から、下地の傷みと表面のサイディング材の著しい劣化が見られました。傷みの著しい部分は塗装で保護する事が困難な為、下地の修繕・サイディング材の取替の後、塗装で仕上げました。
また、構造上、将来同じように雨水の影響で傷みが生じる可能性がある為、N様へはその旨充分ご説明した上で補修をしました。
塗装で保護出来る建材は全て適切な下地処理の上、塗装を施しました。長年使用し、変色したドアのハンドルや、雨戸の孔食なども適切な処置をすると美しく仕上げる事ができます。
埋込みポストのお取替えも今回一緒にご相談いただき、施工しました。
塗装(塗料)は住む人・作業する職人の健康に決して良いものではありません。出来る事ならば塗装は避けたいところですが、近年の住宅事情から住宅の保護の為にほどんどの住宅で必要な工事となっています。
N様邸は今回当社で2度目の塗装という事で、今後更に少しでも長くお家の寿命を延ばして、快適に住めるようにと、最適な施工をさせていただきました。 |