以前外構工事をさせていただいたG様邸に訪問した際に塗装のご相談をいただきました。
後日、当社代表の小原と笠田が現地調査させていただきました。ご自宅は地元工務店で建てられており、18年前に新築工事した会社とは別の地元工務店で塗装をされておりました。屋根はスレート、外壁はサイディングの仕様でした。
訪問販売業者から塗装工事を勧められた事も度々あったそうです。しかし、前回の工事を通して当社の仕事を知っていただいていた事もあり、訪問販売と前回塗装した会社はお断りして当社にご相談下さいました。
ご近所の屋根が台風などで飛ばされているのを目撃されたことがあるそうで、ご自宅の屋根の状態も気にされていました。
G様にはご要望を伺うとともに当社の考え方、工事に対する考え方などをご説明させていただきました。また、ご自宅の現状や使用している建材の問題点・弱点等をご説明致しました。適切な処置をし、建物の寿命を少しでも延ばしたいという思いをお伝えし、ご契約いただきました。
※現在、大半の住宅で使用されているサイディング（窯業形サイディング、金属サイディングとも）人の住まいに使う建材としては大きな欠点が2つあります。
1つめは目地（パネルの継ぎ目）があることです。目地に使われるシーリング材は耐用年数が短く、浸水のリスクが高いです。
2つめは意外に語られることが少ないのですが、建材としての致命的な欠点である、比熱の低さです。温度が変化しやすく（日が当たるとすぐに熱くなり、夜になると冷える）、蓄熱しやすいことから結露が生じやすく、経年とともに外壁が反ってしまうのです。
これらの欠点を知った上で、使用するかを考えるべきでしょう。 |
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ご自宅の配色に関しては奥様がすでに前々から考えておられたので、それに基づいてカラーシミュレーションを作成致しました。 |
