当社のショールームにF様がご来店くださいました。ご自宅のサイディングの継ぎ目の劣化が気になり、インターネットなどで施工方法を調べていたそうで、Youtubeに塗装の方法を掲載している他社動画を視聴するなど、塗装に関するリサーチをする中で当社のことを知り、ショールームにご来店下さいました。
早速、営業の野上と笠田が現地調査に伺いました。F様のお宅は、地元のハウスメーカーN社で建てられた住宅で、屋根は陶器瓦、外壁は意匠性サイディング、ベランダはFRP仕上げでした。新築時には「サイディングは塗装不要です」と言っていた新築業者が、築10年でF様宅に塗装工事の提案をしにきたことに、疑問を感じられたそうです。同じメーカーで建てられたご近所には「意匠性サイディングは塗装が不要ですが、他のサイディングには塗装をした方がいいです」という営業をしていたそうです。そういった経緯もあり新築業者への不信感から、ご自分で詳しく調べておられました。
調査の際、ベランダ下のリビング天井に雨漏りが見受けられました。南面ベランダからの雨漏りは、サイディングの比熱の低さと、サイディングには避けられない継ぎ目ができることによる弊害です。
これらの現状をふまえ、ご自宅で使われている建材の問題点等をお伝えし、塗装により住宅の寿命を少しでも伸ばすメンテナンスの提案を致しました。また、主にインターネットを使ってリサーチされていたということでしたので、インターネットに掲載されている業者の実態などもあわせてお話しさせていただきました。
相見積もりもありましたが、当社の的確な雨漏りの状況把握と、その処置も含めた説明にご納得いただき、工事をご依頼いただきました。
外壁は意匠性サイディングで、外壁の劣化の状態はそれほどひどくなかった事と施主様のご意向もあって、意匠性を活かす半透明のカラークリアー塗装を施工致しました。 |