2019年の年の瀬に大在SRにご来店くださいました。ご自宅の水廻りと、ベランダからの雨漏り・屋根の汚れについてのご相談でした。さっそく調査にお伺いしました。
O様のご自宅は築30年ほどの木造のお宅でした。台所と外装は10年ほど前に地元の工務店で改修しており、今回はあたっていなかった浴室とトイレの改修をしたいとのことでした。
調査させていただくと、浴室は在来のタイルのお風呂で、ガッチリとコンクリートブロックで全面を固めた浴室でした。ガッチリしてはいましたが、O様が気にされているように、外部の冷気がそのまま伝わり、冬場はとても寒いつくりをしていました。トイレは和便器と男性用トイレの2つに小さく仕切られており、古く使いづらい仕様となっていました。
お孫さんが遊びに来る際に不評ということもあり、寒さを改善し使いやすい水廻りに改修したいとのご希望でした。また、O様自身も健康上、急激な気温変化や段差には気を付けないといけないということから、その点も配慮して打ち合わせしつつ、ご提案させていただきました。
雨漏りと外装に関しては、ベランダからの雨漏りはタイミングと位置から、ドレーン詰まりの可能性が高いことをお伝えしました。
また、屋根の汚れを気にされていたため調査させていただきました。気にされていた汚れは、苔などの汚れもありますが、セメント瓦の塗膜の劣化が要因でした。外壁もところどころに亀裂が見うけられました。屋根の汚れを洗浄で落としても、セメント瓦の劣化の対応にはならないこと、また外壁も再度弾力性の塗料を使用しモルタル壁を保護する必要があることをおはなしさせていただき、塗装のお見積もりも併せてご提案することとなりました。
浴室は寒さ対策として断熱仕様のユニットバスを導入し、併せて外気の侵入口である窓も断熱の窓に取替ご提案をさせていただきました。
トイレは洋式トイレにする提案をさせていただきました。1つのスペースでは狭いため、男性用トイレと現在の和便器の2部屋を1つの空間にし、扉も1か所の引き戸にすることで、動線や立ち上がりの負担軽減が出来るプランをご提案しました。
外装は、ドレンの洗浄、屋根及び外壁の全面塗装、ベランダの防水を併せて行うことで、全面を雨の浸入から守り保護するご提案をさせていただきました。
受付の際、O様の以前の職場の同僚に当社で工事した方がおり、その方から当社をすすめられたということをお聞きしました。どなたか伺ってみると偶然にも東本が担当したお客様でした。O様がご相談いただいたことも勿論ですが、信頼してご紹介いただけたことがすごくうれしかったです。
ご紹介いただいたS様の後押しもあり、またご提案内容にご納得くださり、工事をご発注いただきました。 |