当社大分本店(にじが丘ショールーム)にT様がご相談のお電話を下さいました。ご自宅の裏の外壁の汚れが気になるので見てほしいというご相談でした。早速、当社代表の小原とプランナーの福岡で、現地調査にお伺いしました。
T様のご自宅は、谷川建設で建てられた建物で築10年ほど経っておりました。屋根はガルバリウム鋼板屋根で、外壁はモルタルで、玄関廻りはコンクリート打ちっぱなしという仕様でした。谷川建設の建物にしては珍しく軒のない今風のお家でした。谷川建設は日本建築が主体の会社ですが、T様の好みが洋風建築だったそうです。
軒がなく雨仕舞が不十分なために外壁が傷んでおりました。また屋根の勾配は小さく、素材はガルバリウム鋼板ということで、結露などから錆も生じておりました。雨仕舞に不安がありましたが、現状で雨漏りはしていませんでした。しかし、雨漏りリスクが高い造りであることから、今後のリスクを軽減することを念頭において、塗装を施しました。
契約後の色決めの際、いくつかカラーシミレーションを作成しましたが、ご主人はもともとの色合いが気に入っておられると言うことで、色合いの近いものをご提案致しました。木部の色は、既存の木の色よりも濃い色をご提案致しました。
施工前 |
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施工途中に、正面飾り木部の腐食が見つかりました。板金と木部の取り合いから水がまわり、それが原因で腐食したと思われました。T様に説明したところ、飾り木部は必要ないとの事でしたので、撤去し、ビス穴などは補修致しました。 |
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