当社でリフォーム工事を行ったお客様から勧められたということでご相談をいただきました。S様のお宅は、大雨や台風の際に、ポタポタと1階の天井から音がするので、屋根を見てほしいとのご依頼でした。また、リビングと和室との間の建具を作成して欲しいというご要望もいただきました。早速、当社代表の小原とプランナーの福岡で現地調査にお伺いしました。
S様のお宅は、ナショナル住宅で建てられた、屋根は石綿スレート瓦、外壁はアルミサイディングにアクリル吹き付けタイルという仕様の建物(※)でした。実際に調査してみると、屋根からの雨漏りではなく、増築(2階部)をした部分と1階との取り合い部から漏れている可能性が高いと判断しました。そこで屋根だけではなく、壁も含めた屋根・外壁等全面塗装工事を、ご提案致しました。当社の塗装に対する考え方や施工方法などの説明に充分納得して下さり、工事のご契約をいただきました。
塗装の色決めの際は、当社の施工例やカラーシミレーションなどを参考にしていただき、素敵な色に決められました。アクセントとして、数カ所の窓の枠にこげ茶のラインを入れました。
(※この、アルミサイディングにアクリル吹き付けタイルという仕様は、以前セキスイハウスやナショナル住宅などの大手ハウスメーカーでよく行われていた施工です。しかし、アクリル吹き付けタイルはモルタル壁用の塗料ですので、あまりお勧めできない施工です。S様邸の場合、幸いなことにアクリル吹き付けタイルの状態が安定しておりましたので、この上にモルタル用塗料を塗布することをお勧めしました。そうすることで、長期的な保護が可能になります。)
もともとLDKと和室を遮る建具がありましたが、使わない期間があったので処分をされたということで、新規で作りたいとのご要望でした。
使われている食器棚や収納棚などが、素敵な家具があったので、建具も、デザイン性の高いものをご提案させていただきました。建具の枠などは、まずはベースとなるデザインを決めたのち、ミリ単位で調整していきました。建具の塗装は、LDK側と和室側で色の配色を変えました。
ガラスにもアクセントを加えるために、ガラスフィルムをご提案し、素敵な仕上がりになっています。とても、満足の出来栄えになりましたと、お褒めの言葉を頂きました。 |