2020年の年末セールの広告をご覧になったS様より、当社大在ショールームにお電話をいただきました。広告掲載商品の2台用カーポートを、ご自宅に設置が可能か知りたいとのご相談でした。早速、現地調査に伺いました。

　S様宅の駐車場には、新築当時からカーポートがなく、広告をご覧になりちょうど良い機会だから設置を検討しているとのことでした。現状の駐車場には、常に普通自動車が1台と軽自動車が1台停められており、更に、週末は息子様ご家族が訪ねて来られることが多いそうで、何とか３台並べて停めているとのことでした。
　庭にもスペースはあり、さらにもう1台増える時はそちらに停めることもあるとの事でした。ただ、庭は停めにくくて少し不便とのことでした。

　駐車場の寸法等を確認させていただき、おおよそ柱（４本）がどの位置に来るかを説明したところ、設置すると今までのように3台停めるには非常に困難になることがわかりました。それでも設置をご希望されるか確認したところ、当初の予定通りカーポートを設置したいとのことだったので、お見積もりさせていただくことになりました。
　そのお見積もりとは別に、仮に庭の方に新たに駐車場を増設をした場合は、どのくらいの費用・期間・方法があるかもお問い合わせいただきました。道路沿いに面しているブロック塀を壊して車両が出入りできるようにし、更にそちらにご希望のカーポートを設置することも可能であるとお伝えしました。費用はだいたい100万円はかかり、工期は2週間ぐらいかかることも併せてお伝えしました。
　その工事方法の説明を踏まえて、S様が自力で地道にやってみようかとご検討されていましたが、工事には重機を使用し、かなりの量の土・ブロック廃材が発生する為、DIYにしてはかなりご負担が大きい事をご説明致しました。

　後日、再度確認として、カーポート設置工事のお見積もり説明を行い・色決めをさせていただきました。現地調査の段階で、庭側の駐車場増設工事の件もお話に出ていましたが、今回は当初のご希望通り現状の駐車場にカーポートを設置する工事のみにしたいとのご発注をいただき、工事の段取りを組みました。商品の納期が明らかになり、工事の日程（工期は2日間）のご連絡を致しました。

　工事日の前日になり、S様よりお電話がありました。何かの確認かと思いお話を伺うと、カーポート設置工事をストップしたいというご相談のお電話でした。やはり庭側に駐車場を増設して、カーポートもそちらの新規駐車スペースの方に設けたいと、工事変更のご依頼をいただきました。
　工事日の前日ということでギリギリでしたが、一旦全てにストップをかけて、すぐ新規で駐車場増設のお見積もりとプランのイメージ図をご用意しました。
　エクステリア事業部課長の浜田・設計担当の山�浮ﾆ一緒にS様宅を再度訪問しました。道路との高低差が少なく勾配も緩くつけられる為、駐車しやすくなり、縦列2台ずつの、計4台は並べて停められるスペースを確保できるプランでご提案致しました。工事箇所と工事内容が大きく変わるため、着工は年を明けてからになることにご了承をいただき、改めてご契約いただきました。2021年になり、工事に取りかかりました。

←コンクリート10�pのうち中間（5�p）に入れるワイヤーメッシュ

↓型枠工とワイヤーメッシュを敷き詰めていきます。型枠で区切りを作り、コンクリートのひび割れを少なくします。