以前、外構工事をさせていただいたK様からご実家のテラス屋根に関してご相談いただきました。ご実家にはお母様がお住まいで、お話はK様と進めるという事でご実家の現地調査に伺いました。現地ではK様とお母様、お二人のご要望を聞かせていただきました。
以前からあるテラスの屋根材(波板)がだいぶ古くなっているので張り替えたいとの事でした。テラス屋根はリビングへの光が入る部分でもあり、洗濯物を干すスペースとしても利用されていまいた。屋根材の劣化もありましたが、骨組み(鉄部分・木材)の劣化も見られたため、塗装して保護する必要があることをお伝え致しました。
後日お見積もりをお持ちし、屋根材は少しでも熱をカットする熱線吸収ポリカーボネートと、洗濯物干しスペースには一般的なポリカーボネートというように、部分的に種類を変えるご提案(※)を致しました。同時に骨組みも塗装するお見積もりをご提示致しました。両方の工事をご発注いただき、すぐ工事にかかりました。
※カーポート・テラス屋根・サンルームの屋根材には2種類あります。一般的な「ポリカーボネート」と日光や熱線をカットする「熱線吸収ポリカーボネート」です。
熱線吸収ポリカーボネートは日光や熱線を屋根材が遮るため、屋根の下が涼しくなります。夏場、車内の温度上昇を抑えてくれるため、カーポートの屋根にはこの熱線吸収ポリカーボネートを選ばれる方が多いです。しかし、テラス屋根やサンルームなどのお洗濯物干しを目的とした場所につけてしまうと、冬場に洗濯物が乾きにくくなってしまうこともあります。日光や熱線を取り入れたいのか遮りたいのかによって、使い分ける必要があります。 |
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