プランナーの高木の知人であるS様より、「カーポートの屋根が大変なことになってしまったので見に来てほしい」と当社ショールームに連絡がありました。
　早速現地調査に出向きお話を伺うと、隣家の塀から大きな猫が飛び降りた衝撃で屋根材が割れ落ちてしまったとの事で、カーポートの屋根には穴が空いていました。
　屋根材にはアクリル板が使われていました。アクリルは、その優れた加工性や透明度の高さなどからカーポートの屋根材に多く用いられていましたが、経年劣化により耐衝撃性が落ちる材料であり、S様のお宅のカーポートの様に、猫が飛び乗っただけで割れてしまうほどの強度まで落ちてしまいます。
　カーポートの屋根材だけを取り換えることも考えましたが、新規の屋根材と既存の屋根材との厚みが合わず施工が難しく、またカーポートを取り替えた場合と金額が大きく変わらなかったため、今回はカーポートの新規取り替えをご提案いたしました。また、かねてから考えられていたという門扉の取り替えも一緒にお見積もりし、内容をご理解いただいたうえでご契約をいただきました。

　カーポートはLIXILのカーポート『ネスカ』をご提案しました。屋根材であるポリカーボネートはアクリルよりも耐衝撃性に優れた材料です。また、熱線吸収効果のあるポリカーボネートは屋根の下に熱を伝えず、車内の温度上昇を防ぎます。

　門扉はLIXIL『プレスタ門扉』をご提案しました。今までの門扉は両開きで、片側の扉のみを開閉し出入りをされていました。取替えにあたり親子使用の扉にしたことで、間口が広くなり出入りがしやすくなりました。