毎年、平和公園で開催されている「人とみどりふれあいいち」の当社ブースにG様ご家族がご来場下さいました。ご自宅の駐車場の舗装と2台用のカーポートを設置したいとご相談いただき、プランナーの松木が対応させていただきました。G様は土と砂利が敷かれているご自宅の駐車場をコンクリートで舗装したいと以前からお考えで、工事の時期と施工会社を検討されていました。会場ではコンクリートの打設工事についてご説明させていただきました。G様のご都合で打ち合わせにあまり期間をかけられないとのことでしたので、早速、外構設計の安武と現地調査に伺いました。
　調査させていただいたところ、ご自宅前の道路が最近新しくなったそうで、ご自宅の敷地の方が低くなっておりました。このままでは家屋に雨が流れ込むので、コンクリートを打設する際に勾配を調整し、建物側を高くする必要がありました。勾配についてご説明し、カーポートの種類をお選びいただき、工事のご契約をいただきました。

◆◆工事内容◆◆
　現状の土及び砂利部分を鋤取り・整地した後、砕石を敷いていく下地の工程で、コンクリートの勾配が家屋側から道路側に下がるように調整しました。1番下がっている家屋側の地面にはコンクリートブロックを用いて、高くなるよう段差を作りました。

　道路の方が駐車場より高くなってしまっています。

　下地路盤作成工事。鋤取り、整地を行った後、砕石を敷いていきます。

　建物側の勾配が高くなるようブロックを用いて、高さを出すために見切りを作成します。

　コンクリートの型枠は目地を曲線にするために少しずつ曲げて作成し、ワイヤーメッシュを敷いて生コンクリートを打設していきます。打設範囲が広かったため2日に分けての工事となりました（この間に大雨が降ったため工事ができない期間がありました）。天候を見ながら4日挟み、施工しました。7日間ほど養生期間を設けた後、車を停められるようになりました。

　↑倉庫の出入口は段差をなくし、バリアフリーにしました。

　カーポートは、屋根がフラットなYKK「エフルージュツイン（2台用）」を設置しました。

　カーポート横に花壇を作製しました。