以前当社で工事してくださったK様からご紹介いただきました。大分本店にご来店いただき、ご自宅のご相談をいただきました。以前K様邸のサンルームをご見学された事があるそうで、とても素敵だったとのご感想をいただきました。

　ご相談は、お庭の花壇との間にデッキとテラスを設けて、さらに楽しく過ごせるお庭造りをしたいという内容でした。現地調査に伺ったのちにお見積もりをし、工事のご発注をいただきました。

　リビングの掃出し窓の前は、テラス屋根と人工木デッキを、ちょうど花壇の前で納める大きさでプランニングしました。広いお庭には茶花（ちゃばな：茶道において茶会に飾られる花のこと）を植えられており、雑草が侵食しつつあった為、施工が可能な範囲は防草シートを敷いて砂利で仕上げ、少しでも後々のお手入れがしやすい様にしました。
　茶花が多く生えている場所は防草シートの敷き込みが難しく、雑草の除去のみ行いました。ご兄弟が造られた花壇は、中に土（黒土と培養土を混ぜたもの）を補充し、植物を育て易いようにしました。

◆防草シート敷きと砂利敷仕上げの雑草対策について
　既存の雑草や土を鋤取りし、その後に整地をします。（鋤取った土は処分をします） 重機械を搬入出来る場所は機械による作業、機械が入れない場所がある場合は人力による作業となります。整地の後は防草シートを敷きます。防草シートは専用のピンとテープを使って固定をします。仕上げに砂利を敷き詰めて完成です。

　工事前に生えている雑草は鋤取り除去する為、工事前にあった雑草が起因する雑草が再び生える可能性はかなり低くなります。
　ただし、防草シートの敷き終わりの部分に生じる小さな隙間や、飛来してくる種などの影響で後々雑草が生えてくる可能性はあります。新たな雑草が生えてくる可能性はありますが、生えた雑草は厚手の防草シートが敷かれている為、抜き取りやすく、お手入れがしやすくなります。