以前、塗装工事等をさせていただいたE様より、デッキの改修のご相談をいただきました。 当社とお付き合いいただくのは、早いもので15年となりました。
中庭に、木で作製されたデッキがあり、風雨により劣化が進み、所々、踏み抜きそうな状態でした。デッキを作り直して、以前のように中庭に机をだして使用できるようにしたいとのご要望をお持ちでした。使われていたデッキ材は再利用が出来ない状態まで劣化していたので、全面作り直すことをご提案しました。
新設するデッキは
@木製デッキ ハードウッド(今回は仕入れの関係でセランカンバツを提案)にて作製
A人工樹脂デッキ (木粉+樹脂の木デッキに見えるデッキ材)にて作製
上記2パターンをご提案しました。サンプルをお持ちし、それぞれの特徴、メリット・デメリットをご説明しました。
@ハードウッド
・金額が少し高くなり、長期的には木部塗装といったメンテナンスが必要
・天然木の為、蓄熱しにくく照り返しもすくない(暑くなりにくく夏も利用できる)
・木の温かみのある仕上がりとなる
A樹脂デッキ
・既製品(現場に合わせた部品で納品される)の為、現場施工が容易で費用を抑えられる
・樹脂製品の為、木のように腐食することはない(劣化はある)
・木デッキと比べ、蓄熱・照り返しがあり、改良が進んでいるが、夏場はあつくなる心配がある
今回は、快適に中庭を使用するのが目的の改修とのことでしたので、快適さ・心地よさからウッドデッキで作り直すこととなりました。
中庭工事の為、室内を通って施工する工事となり、工事期間は在宅の調整をしていただくなど、ご協力いただきました。
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