以前、内装工事や外壁塗装工事などをさせていただいたN様の息子様から、自宅の階段が改修できるかご相談いただきました。普段は県外にお住まいの息子様からのご連絡で、大分に居るうちにお話ししたいとのご希望でしたので、すぐお伺いしました。
お話を詳しく伺うと、足が弱って階段の上り下りが大変なお母様の事を考え、専門業者によって階段に昇降機を取り付ける検討をされている最中でした。階段の形次第でプラン・金額が変わるとのことでした。N様宅の階段は廊下にあり、1段目から3段目が回り階段になっており、4段目からはまっすぐというL字型でした。昇降機取り付けの専門業者からは既存階段のままの施工もしくは階段全てがまっすぐの施工、2プランがご用意できるとのことでした。まっすぐな階段での施工となると、工務店などの別工事が必要な為、N様からお声をかけていただきました。N様は昇降機をどちらにせよ取り付けるが、金額面含めて下記二通りをご検討されていました。
《昇降機取り付けにあたって》
@現状のL字階段のまま取り付けた場合
・必要部材が特別に要るため、通常よりコストがかかる
・乗る際のスペースが狭いこと
A直線階段に改修後に取り付けた場合
・通常料金で工事できる
・まっすぐなため安全性が高い
・乗る場所の前に和室入口があり塞いでしまわないか心配
心配事もありましたが、N様はAの工事をご希望でした。当社としては、L字から直線階段への改修工事は可能であることをお伝えしました。後日、昇降機取り付け業者からの注意事項を確認の上、図面設計担当の神田と再度現地調査に伺いました。注意事項としては既存階段と同じ高さ・幅・奥行での施工でした。細かい寸法採寸や写真を撮らせていただき、後日お見積もりをお持ち致しました。改修の際気にされていた和室入口前のスペースですが、仕上がり位置で支障はないことを含めてお見積もり説明致しました。階段改修後、昇降機を付けるとの事でご契約いただきました。
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