2016年秋の当社大在ショールームでのリフォーム相談会に、M様がご夫婦でご来場くださいました。浴室とキッチンの流し台の改修についてご相談をいただきました。
従来のタイル貼りの浴室をシステムバスにリフォームしようとお考えで他社に相談したところ、サイズが規格外で工事はできないと断られたそうです。M様は、システムバスへのリフォームをあきらめかけているご様子でした。
しかし、M様から浴室の形状などをお聞きした範囲では、特に問題なく工事できるのではないかと思ったため、後日ご訪問させていただくことにしました。
現地でサイズを測ったところ、縦方向、横方向、高さともに全く問題ありませんでした。ただ、システムバスにした場合、水栓の位置を現状の南側から北側に変更する必要がありました。その場合、床とサッシの間に水栓を取付けますが、そのスペースが足りない可能性があると判断しました。
今回M様にご提案したシステムバスのメーカーであるTOTOに問い合わせたところ、やはり新規水栓とサッシの間のスペースが足りないことが判明したため、そのスペースを確保するためにサッシのサイズを変更することにしました。
新規のサッシは、ペアガラス仕様はもちろんのこと、サッシ枠を樹脂にすることで、冬場はアルミの枠のように冷たくならないため、断熱性が格段にあがることをM様にご説明し、お選びいただきました。
他社が何をもってシステムバスに改修できないと判断したのかは全く不明のままでしたが(※)、M様は工事できることを非常に喜んでおられました。
また、浴室、キッチンだけでなく、追加で2階のトイレと洋室の内装についてもリフォームをご依頼下さいました。 |