過去に何度も当社にて工事をご依頼いただいているI様からご相談をいただきました。今回は、生前お父様が寝室として使われていた和室を洋室に改修して、住み継がれている息子様ご夫婦の奥様のお部屋にしたいというご依頼でした。営業プランナーの野上と笠田で現地調査に伺いました。
和室は6畳に押入・隣接するトイレがある広さです。 洋室にしてベッドを置くスペースは十分あり、今回は既存の配置を活かしたまま改修をする事になりました。和室から洋室に改修するという事でしたので、押入れはクローゼットに変更し、床はフローリング張りに変更しました。押入内の中段は物を置けるので、解体せずに残してそのまま活かす形にしました。
和室入口の引違戸は和風のデザインから洋風のデザインに変更しガラス戸にした事で、以前と同様に廊下からの明かりが入るようにしました。
掃き出し窓は既存を残したまま内窓を取付けて二重窓にしました。 既存のサッシのみでは外気の影響を受けやすく室内が冷えやすくなる状況でしたが、二重窓にした事で冷たい空気が室内に入りにくくなり、断熱性が上がりました。 サッシまわりの結露を以前より防ぐこともできます。
ただ、人間は呼吸と皮膚からの蒸発で、1日に約0.7Lもの水分を失います。 人間がいるだけで睡眠中も室内の湿気は増える為、お部屋の定期的な換気をする事が一番の結露対策となります。
工事はスムーズに進み、約2週間の工事期間を経て無事に完工となりました。 |