以前よりご自宅の塗装工事やリフォームなど、度々ご依頼いただいているF様より、ご自宅のキッチンとベランダの改修についてご相談いただきました。
キッチンは経年による劣化でそろそろ変え時かなとご検討されており、その際、新築当時から造り付けであった食器棚も一緒に替えようと考えているとのことでした。
また、ベランダは、以前当社で正面にあった木製の手すりを取り替えたが、側面のテラス屋根も同じように木製で腐食が進んでおり、屋根が飛びそうなので、屋根と手すりを含めて改修を検討しているとのことでした。
現地調査に伺ったところ、キッチンは独立した造りになっており、キッチンのサイズや位置を変更することは不要そうでした。また、食器棚は冷蔵庫と食器棚以外に50cmくらいのスペースができており、その部分が上手く活用できていないということもあり、新規のカップボードを大きくして配置をし直し、空間を有効利用できるようなキッチンにすることをご提案致しました。
メーカーのショールームで実際のキッチンを見ながら、必要なもの等を選択していき、今回はLIXILのシエラを新たに設置することになりました。
ベランダ部は、
・既存と同じく木製で作り直す場合
・屋根・手すりともアルミで作り直し、手すり・フェンスは木調シートのアルミ製で作製する場合
・屋根はアルミ、手すり・フェンスは木製で作製する場合
上記3通りでご提案致しました。
当初は費用対効果の面から、屋根はアルミ+手すりは木製で進めることにしていましたが、既製品ではなくアルミ角材を加工し手すりを作製する案が、費用対効果及び、今後のメンテンナンスも踏まえ良いのではないかと話し合い、既製品のアルミ屋根(LIXILスピーネ)、アルミ角材+樹脂フェンスパネルを加工して手すりを作製することになりました。
キッチン・ベランダとも落ち着いた色合いにアクセントを加え、雰囲気の良い仕上がりとなり、大変明るく綺麗になったと喜んでいただけました。 |