当社の大在ショールームにK様より、お電話をいただきました。お家のリフォームを検討されているとのご相談でした。お電話では現場の細かいご説明が不十分になってしまう為、現地調査を兼ねて、大在支店店長の重石と工務部長の上原、設計の神田でK様のお宅へお伺いさせていただきました。
　現地でお話をさせていただいた所、K様は新築を建てるか、中古物件を購入してリフォームするか、現在お住まいのお家をリフォームするかという3つの選択肢を検討されておられました。現在お住まいのお宅を調査させていただくと、築年数が数十年経過しているので経年劣化で修繕しなくてはならない箇所がありました。しかし、リフォームすれば充分使用できるレベルである事をお伝えいたしました。また、費用的にはその方がかなり経済的な為、その線でお見積もりする事になりました。
　K様のご要望としては、水廻りを明るい快適な空間にしたいとの事でしたので、水廻りの採光、採風を考えてプランナーの後藤を交え、K様と一緒にプランニングを進めていきました。何度か見積もり変更とプランニングの変更をさせていただき、ご予算と改修工事のプランにもご納得いただき、正式にご契約となりました。

　一年中、日中でも電気を点けていないと暗く、換気があまりできないというキッチンは、しっかり日光を入れられるように窓廻りに干渉する棚や物を移動させて窓の開口を確保しました。奥様が「明るいキッチンにしたい。」と常に言われておりましたので、キッチンや天井・壁のクロスもホワイトを基調としながらご一緒に仕様を決めさせていただきました。

　以前は脱衣室がなく、廊下で着替えて浴室へ入るという状態でした。間取りの変更を加え、リフォーム後には洗面化粧台も設置しました。以前浴室にあった窓も生かし、自然光の入る明るい脱衣室をつくりそこから浴室へ入る動線にしました。

　浴室はTOTOのシステムバスで人気の高い『sazana(サザナ)』です。以前は専らシャワーだけで済ませていたご主人も、「今回リフォームをしてからは、ついつい湯船につかって長風呂をしてしまうようになりました。」と嬉しいお話を聞かせてくださいました！

　外観はトタンが錆びて劣化し、雨水の侵入で下地まで腐っている箇所もありました。今回は外壁のトタンを一度解体し、下地を補修した後にヨドコウ板を新たに張っていきました。