2018年9月、大在ショールームにO様がお越し下さいました。浴室工事のご相談でした。
後日調査をさせていただいたところ、タイル張りで大きな出窓がある浴室でした。25年以上経過していましたが、タイルの剥がれなどはなくきれいな状態でした。しかし目地の汚れが気になっていること、冬場のヒートショックや段差での転倒の危険もこれから高くなるだろうということから、ユニットバスへの改修をご希望でした。大きな出窓があるためユニットバスに改修するのは難しいと他業者に言われたことがあったそうで、工事が可能かとても気にされていました。まともな工事力のないリフォーム業社が多いため、このようなケースは多くありますが、今回の工事も多少の工夫で工事可能でした。
タイル張りからユニットバスになることで冬場の寒さは軽減しますが、サッシを断熱性のあるものに取り替えたり、寸法を小さくすることで、より浴室内の断熱効果は高くなることもお話しさせていただきました。もちろん、今のサッシを活かしたままユニットバスにしても何の問題もないこともご説明致しました。予算や採光のことを考えて、既存のサッシをそのまま利用したいとのことでした。
調査の内容をもとにお見積もりを作成させていただきました。県の補助金を使って工事をしたいとご希望でしたが、この年の補助金の申請の受付が終了してしまっており、工事を急ぐ理由もなかったので一旦保留しました。2019年になってから補助金の申請をして、許可がおりたのちにご契約をいただきました。 |