S様から、ご自宅の歩道に面している木フェンスについて、ご相談をいただきました。経年劣化で腐り、根元からぐらついているので、早急に取替えたいとのご要望でした。当社のことは、以前にご近所で工事をしていた際の、近隣へのご挨拶で知ったとの事でした。
S様邸は1994年にI建築研究所で建てられた平屋建てで、屋上はシート防水、外壁は窯業系サイディングの造りでした。最初にご相談いただいたフェンスの他にも、建物の外壁の膨れや反り・劣化が気になるとのことでしたので、大分本店店長の野上が現地調査に伺い、建物全体の状態を調査致しました。
屋上のシート防水や、外壁のサイディング張りは継ぎ目ができることが問題点です。建物の外装にはできるだけ継ぎ目がないに越したことはありませんが、これらを全て作り変えることはできない為、現状をできる限り最善の状態に施工で仕上げていくことが最も重要で、その後の住宅の寿命を左右します。
これら、構造的な問題を放置しておくと、雨漏りなどの建物の劣化を促す原因となる為、適切な処置を早めにしておく必要がありました。
建物の構造上、雨仕舞が充分にできていない現状をS様にお伝えし、適切な防水工事・塗装工事をすることで、建物の寿命を少しでも長く伸ばすことが可能な旨をご説明しました。
屋上のはげかけているシートはできる限り撤去した後に継ぎ目のない塗膜防水で施工していきます。
反ってしまった外壁はもとに戻すことができない為、張替えをしたのちに塗装で保護をしていきます。
お見積もりをご検討いただき、工事受注となりました。 |