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自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装

 大分市 I様邸 屋根・外壁等全面塗装工事

2013年施工
施工前   施工後
施工前 施工後

当社の近くにお住まいのI様よりご相談をいただきました。I様は当社が施工させていただいたW様その様子を見られてご依頼下さったS様と同じ番地にお住まいで、やはりI様もS様邸の当社の施工をご覧になられてご相談下さったそうです。

I様のお宅は、10年ほど前に訪問販売系の業者で塗装されたそうですが、その業者がI様のお宅の屋根に使用されている乾式洋瓦の適切な施工方法を全く知らなかったため、施工後わずか3年で施工不良を起こし、見るも無残な状態に劣化していました。
I様は業者に手直しを求められたそうですが、業者は社名を変えてしまっており、連絡がつかない状態でどうする事もできず、そのままになっていたそうです。
このような業者の知識不足による乾式洋瓦()の塗装の失敗例は大変多く起こっております。

◆屋根
施工前
施工前 施工前

▲塗料不適合により、塗膜がボロボロに剥げていました。施工不良の見本のような状態でした。

高圧洗浄後

  施工後
施工前 施工後
▲劣化した塗膜の除去には、非常に注意と手間を要しました。   ▲下地の状態を的確に判断し正しい施工をするには、しっかりとした塗装の知識が必要です。

※乾式洋瓦:モニエル瓦・スカンジア瓦・クボタ洋瓦の名称で知られています。ハウスメーカーのDハウス、Sハウスなどの半数近くの建物で使用されています。発売当初は塗装不要として売り出されていました。
実際には塗装不能(傷んでも有効な塗材がなかった)で、15年程前に専用の塗料が開発されました。洗浄・下地処理・下塗りに特別の注意が必要です。

◆壁面
施工前   施工中
施工前 施工後

施工後

施工前 施工後

また、壁は永久に塗装の必要が無いからと勧められ、モルタル壁にアルミサイディングを張ったそうです。
しかし、モルタル壁にサイディングをはると蓄熱して湿気がたまり、結露が発生してしまい、家に大変な悪影響を与えてしまいます。また、このような環境になってしまっている壁の内側には常に湿気が溜まっている為シロアリの発生が多く、さらに、塗装不要と言われた表面も著しく劣化をしてしまいます。
 上記のように、比熱の低い(熱しやすく冷めやすい)物を外壁に張れば、結露が起こり、それに伴う様々な悪影響を家に与えるということは、少しでも知識があれば当然予測できることなのですが、いまだにこの様な施工をする業者はたくさん存在します。こういった知識のない業者によって、モルタル壁が不当に貶められ、あたかもサイディングのほうがモルタル壁よりも優れているという考え違いをしている方(プロもアマも)が多いようです。モルタル壁がベストだと言うつもりは毛頭ありませんが、少なくともしっかりとした塗装をすることでサイディングよりは格段に長持ちさせる事のできる壁なのです。

I様には、そういった内容をきちんとご説明させていただき、しっかり納得された上でご発注下さいました。

◆門扉
施工前
施工前

高圧洗浄後

  施工後
施工前 施工後

▲鋳物の門扉を塗装しました。鋳物特有の意匠性はなくなりますがキレイな仕上がりを求めて塗装される方も多いです。


◆担当工務◆篠田
篠田

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士

 

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